コロナ禍を迎えて3度目となる今年の夏、全国高等学校野球選手権大会(甲子園)が8月6日からいよいよ始まります!2020年の甲子園は新型コロナウイルスの感染拡大が理由で中止となるなど、コロナ禍では甲子園にもさまざまな影響がありました。そう考えると、夏の風物詩でもある甲子園を観戦できることに、感慨もひとしおですよね。
夏の高校野球選手権大会(甲子園)を見てどんな気持ちになりますか?
上記は、甲子園に「興味がある」と答えた方たちの中での結果になります。
ランキングの上位から、主なコメントとともにご紹介します。
【夏の高校野球選手権大会(甲子園)を見てどんな気持ちになりますか?第1位】感動する
頑張っている姿。選手、応援の人々など、観ていて元気をもらう(50代女性)
高校球児のひたむきな姿が純粋で感動的であるから(60代男性)
プロ野球とちがって、一瞬一瞬のプレーに気迫とそれぞれの想いがあって、とても応援したくなる。勝っても負けても選手の輝きに感動するから(20代女性)
一挙手一投足に青春をかけて一所懸命の姿に感動する(50代男性)
子どもたちの頑張りにほろっと感動します。我が子もその年齢になってきて、さらに感情が入ってみてしまう(40代女性)
一生懸命に頑張っている姿が胸を打つ、という声がもっとも多く見受けられました。高校球児たちが汗を流しながらひたむきに野球をしている姿に純粋さを感じ、年齢を重ねるほど心が打たれるのかもしれません。
また、試合に負けたら終わりの甲子園において、その一瞬一瞬から選手の想いが伝わってくることが感動を呼ぶという声も!
【夏の高校野球選手権大会(甲子園)を見てどんな気持ちになりますか?第2位】熱中症が心配になる
一年でもっとも暑い時期に、観客、応援も含め、現代の気候では無理があると感じます(40代女性)
若いから大丈夫ではなく、暑い中での運動は体にとってよいとは思えないので、考えるべきだと思う(50代男性)
年々暑くなる日本の夏に、気温の高い昼間、屋外での開催は熱中症が心配だという声が多くあがりました。屋内にいても熱中症になることもある酷暑ですので、観戦中に高校球児たちの健康面が気になる気持ちは理解できますよね。
ナイターがあれば夜間を優先してもいいと思う。以前とは気温が違いすぎているし、コロナも心配(50代女性)
直射日光が当たらない球場でやったほうがいいと思います(60代男性)
このように、ナイターの検討や球場を変更するしたほうがいいのでは、という声も多く見受けられました。現代の夏の暑さの厳しさを鑑みると、伝統を重視することよりも思い切った判断も必要かもしれません。
【夏の高校野球選手権大会(甲子園)を見てどんな気持ちになりますか?第3位】自分の出身地から出場する高校の勝ち負けだけが気になる
野球自体あまり興味はないが、自分の出身地の高校生が頑張ってることには共感がもてる(60代女性)
地元愛を強く感じる声がもっとも多くあがりました。野球に興味がなくても、自分の出身地の高校が頑張っている姿を見たい、という声もちらほら。
出身地という共通点があることによって共感しやすくなる、ということがよくわかりますね。
【夏の高校野球選手権大会(甲子園)を見てどんな気持ちになりますか?第4位】過密スケジュールで怪我が心配になる
特にピッチャーは、プロ野球は3日、4日空けて登板するのに、高校野球は地方大会でも甲子園でも勝ち進むと、連投せざるを得ない日程になっているから(40代男性)
勝敗にこだわるため、有能な選手に出場が集中し、結果怪我につながりかねないことが心配(50代女性)
過密なスケジュール故に、連続で登板する力のある選手の怪我の原因になるのでは?という声がもっとも多くあがりました。ピッチャーの連投が肩を壊す原因になり、将来に影響を与えかねない、という声も見受けられました。
勝ち進むことに意味があるため、力のある選手が登板することは理解できます。しかし、選手生命にもかかわることがあると考えると複雑な気持ちを抱きますよね。
【夏の高校野球選手権大会(甲子園)を見てどんな気持ちになりますか?第5位】スター選手を探す
松坂大輔のような選手を見つけて高校時代からその成長を見守りたい(40代女性)
将来プロ野球選手になるようなスター選手を見つけるのが楽しみだという声がもっとも多くあがりました。中には今後の動向もチェックするという方も。
推しごとが流行っている近年、甲子園でも推しを見つけたらまた違った楽しみ方ができそうですね。
【夏の高校野球選手権大会(甲子園)を見てどんな気持ちになりますか?番外編】野球だけ不公平?!
「ハンカチ王子」のような爽やかなイケメンを見つけて密かに盛り上がるのが毎年の恒例行事です。(40代・女性)
もちろん感動するが、一方で複雑な気持ちは否めない。高校野球だけが特別扱いされていることに、ほかにも部活スポーツをしている高校生がかわいそうでならず、不公平感を感じる(60代男性)
泥と汗にまみれた高校球児を見ていると、高校時代ろくに学校も行かず仲間と連んで悪さばかりしていた自分を悔やむ(60代男性)
甲子園の魅力は野球の試合そのものではなく、応援団や吹奏楽部、自分の学校を応援する生徒全て。THE青春!(40代女性)
ほかのスポーツでも頑張っている高校生がいるのに、野球だけ特別扱いされていて不公平に感じる、という声もあがっていました。
また、「自分の高校時代と比較して情けなくなって落ち込む」という回答を選んだ方たちが全体の約0.7%を占めており、純粋に感動するだけではなく、複雑な気持ちを抱く人もいるようです。
───いかがでしたか。
今年の夏もコロナ禍のため、さまざまな影響がある中での甲子園の開催となります。そう考えると、より一層応援したくなる気持ちも強くなりますよね。夏の風物詩でもある甲子園、酷暑や新型コロナウイルスなど心配なこともありますが、たくさんの感動ドラマとともに高校球児たちが無事に走り抜くことができることを願いたいものです。
調査概要 |
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調査期間:2022/07/8〜2022/07/13 |
調査方法:インターネット調査 |
調査対象:全国の男女 |
モニター提供元:モラタメ |
調査人数:1,960名 |
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