これは『本当だ』と感じることわざ・格言は?
続いて11位〜25位はこちら。
芸は身を助く 32.7%
正直ものが馬鹿を見る 31.8%
二度あることは三度ある 30.4%
石の上にも三年 29.6%
火のない所に煙は立たぬ 29.5%
早起きは三文の得 29.2%
憎まれっ子世にはばかる 28.4%
灯台下暗し 27.7%
情けは人の為ならず 25.5%
過ぎたるはなお及ばざるが如し 24.1%
人の噂も七十五日 21.5%
残り物には福がある 16.7%
天は二物を与えず 12.4%
美人は三日で飽きる 11.0%
本当だと思うものはない 3.4%
それでは、上位5位について、ランキング形式で主なコメントとともにご紹介しましょう。
【これは「本当だ」と感じることわざ・格言ランキング第5位】類は友を呼ぶ
趣味や価値観など、似ているものを持っている人と親しくなることが多いので(60代女性)
変わった考え方を持った人の周りに同様の考え方を持った人が集まることが多くある(60代女性)
こちらに関しては、上記のように自分を含め周囲も趣味や価値観、考え方が似ている人が多く集まるから、という声が圧倒的に多く見受けられました。
たしかに、年齢を重ねれば重ねるほどそうなる傾向にあるように感じます。
性格の悪い人の周囲は感じの悪い人が多い(50代女性)
辛辣ながらも思わず納得してしまうコメントも!
【これは「本当だ」と感じることわざ・格言ランキング第4位】病は気から
実際に病気になったときに、医者から『原因はストレスだよ』と言われ、思い当たることがあった(50代女性)
ついこの間も体調をくずしたけれど、いつもすごいストレスがかかった後が多いので…(40代女性)
毎日イライラしてストレスをためていると本当に病気になった(60代男性)
実際にストレスから体調を崩した経験がある、という声がもっとも多くあがりました。
気持ちが豊かだと病気になりにくいと感じているから(60代女性)
反対に、前向きな気持ちを抱いていたら乗り切れたということや、ポジティブだと体調を崩しにくいという経験をもとにした理由も多く見受けられました。
ストレスを溜め込まず、前向きな気持ちを抱くことが健康につながりますね!
【これは「本当だ」と感じることわざ・格言ランキング第3位】聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
特に仕事において、初めてのときに聞かないと聞けないまま疑問を抱きながらずっと仕事をすることになる(30代女性)
自分の話でお恥ずかしいのだが、知ったかぶりをして友人の会話に入っていたが全く違う物だったことが分かり大恥をかいた。知らない物は知らないと正直に言うほうがずっとマシだった(50代男性)
実際に仕事や私生活において、恥ずかしくて聞かずにいたことが後の大恥につながった、という声が多くあがりました。
特に仕事では、プライドが邪魔して質問できないでいると後に大きな失敗を招くこともしばしば…。
大人になると、わざわざ人が自分にアドバスしてくれる機会は少なくなるので、間違いに気が付けないことも多い。疑問に思ったりしたことは、積極的に聞いたほうがためになる(60代女性)
大人になるにしたがって、プライドが邪魔したり、聞くと笑われるんじゃないかと萎縮したりすることが増えるけど、やっぱりそのときに聞かないとあとあと困ることが多い。素直に聞いてくれる人は、人間的にも出来た人が多い(40代男性)
大人になるにつれて知らないことを聞くことが難しくなるけれど、年齢を重ねたからこそ知らないことは積極的に聞くべき、という声も多くあがりました。
たしかに年齢を重ねると間違いを指摘してくれる人はどんどん減ってきます。疑問に感じたことはどんどん聞いていくことが、成長につながるのではないでしょうか。
【これは「本当だ」と感じることわざ・格言ランキング第2位】金の切れ目が縁の切れ目
夫の相続争いで仲のよかった親族が仲違いしているのを目の当たりにしたから(60代女性)
遺産相続で揉めてから兄弟が疎遠になったから(60代男性)
金銭トラブルで親族や兄弟などの血縁者と縁が切れた、という実際の経験を交えたコメントが多く見受けられました。
遺産相続などは顕著に表れる出来事のようですね…。
愛情もお金があってこそ成り立つ。お金がないと愛も冷める(60代男性)
金銭トラブルだけでなく、愛情にもお金と深い関わりがある、という声も多くあがりました。
シビアな意見のように感じますが、現実はそうなのかもしれません。
【これは「本当だ」と感じることわざ・格言ランキング第1位】口は禍の元
つい言ってしまったことは、だいたい後で反省することになる(30代女性)
自分が軽い気持ちで言ったことを相手が何十年も覚えていて、こう言われたと何十年後に反撃される。言わなければ仲間にいられるのに、抑えずに言ってしまってグループから離れていく人がいるから(50代男性)
気軽に放った言葉で失敗をした、という実体験をあげる理由が多く見受けられました。
こういった経験は誰しも一度はしているのではないでしょうか。
自分の思ったことでも一度心にしまってから(考えてから)口に出すようにしています。そんなつもりじゃないのに…と思っても100人いれば100とおりのとらえ方があるので(60代男性)
言葉ひとつ言い方ひとつで印象がすごく変わるから(70代女性)
上記のように、普段からコミュニケーションをとるときに言葉の選び方などに注意している、という声も!
たしかに言葉の選び方ひとつで、違う伝わり方をしてしまうことは避けたいですよね。
ソーシャルメディアの炎上を見るとよくわかる(60代男性)
こちらのように、ネット社会である現代だからこそ、という声もちらほら。
実際に口から発する言葉だけでなく、SNSやインターネット上の書き込みなどにも注意が必要な世の中ですよね。
───いかがでしたか。
ことわざは古くからの言い伝えなだけあって、人間の真意をついているものが多いのではないでしょうか。時代が変わっても、人間の根本は変わらない…ということがよくわかる結果となりましたね。1位の「口は禍の元」のコメントでもあったように、現代だからこそ迂闊な行動には注意するべき場面もたくさんあります。ことわざはいつの時代も先人の知恵の宝庫ですね。
調査概要 |
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調査期間:2022/06/07〜2022/06/13 |
調査方法:インターネット調査 |
調査対象:全国の男女 |
モニター提供元:モラタメ |
調査人数:1,124名 |
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