給料泥棒の特徴としては、タバコ休憩やメイク直しなどでよく席を外したり、席でスマホをずっといじっていたり…もしくは給料に見合った成果をあげていないなどがあげられます。
正直いって、会社では自分は給料泥棒だと思いますか?
そう思う 4.5 %
ややそう思う 12.1 %
あまりそう思わない 37.4 %
そう思わない 46.0 %
「そう思う」と「ややそう思う」を足すと16.6%、「あまりそう思わない」と「そう思わない」を足すと83.4%という結果になりました。
「そう思わない」と答えた方のほうが圧倒的に多い結果となりましたが、一方で約6人にひとりが「給料泥棒である」という自覚を持っている結果だともいえます。
主なコメントとともにご紹介します。
給料泥棒だと思わない派
頑張っている、貢献している…と答える人が多い一方で…
日々一所懸命働いているし、貢献しているという自負がある(40代男性)
ノルマをきちんとこなしているし、満足いく仕事ができているから(20代男性)
与えられた仕事はできているとは思っていて、サボってはいない(20代女性)
残業をつけずに働いてる時間があるので、むしろもっともらいたいくらい(30代男性)
安い給料の割には貢献していると自負しております(50代男性)
日々仕事を頑張っている、会社に貢献している…といった声がもっとも多くあがりました。
中には残業をつけずに仕事をしているという人もおり、給料以上に働いている自負があるという人も多く見受けられました。
給料に見合った働きはしているから、という声も多くあがりました。
しかし一方では、
給料が安すぎるので泥棒にはならないから(30代男性)
泥棒といわれるほどたくさんの給料をもらっていないから(40代男性)
給料が低いことを理由にあげる声も見受けられました。
給料に見合った働きをしているのであれば問題がありませんが、給料が低いことが理由でモチベーションが上がらず、知らず知らずのうちに手を抜く…ということにはならないよう注意したほうがよいかもしれませんね。
給料泥棒だと思う派
サボっている自覚あり?!
ときどき息抜きをする場合がある。作業中にお菓子を食べたり、作業を止めてコーヒーのブレイクタイムするから(50代男性)
今こうして仕事中にアンケートに回答しているから(30代女性)
明らかにサボっている自覚がある、という声が多くあがりました。
ときどき息抜きをすることはサボることとはイコールではないはずですが、その頻度や時間によっても周囲に与える印象は異なるのではないでしょうか。
明らかにサボっているわけではないけれど、やる気がない、または真面目に仕事をしていないから、という声も見受けられました。
売上貢献できない、結果が出せない…自虐的な意見も
仕事でミスをして結果が出ず、迷惑をかけているから(30代男性)
結果が出せないときでも、責任が生じないから(50代男性)
売上貢献ができない、もしくは結果が出せないことを理由にあげる人も見受けられました。
仕事が遅い、残業が多い、という意見もちらほら。
一生懸命仕事をしていてもどうしても時間がかかってしまう、または無駄に残業をしているわけでないのであれば、給料泥棒にはなりません。「給料泥棒だと思う」と自虐的に考えている人もいるようです。
以前「暮らしニスタ」が行った「給料泥棒だと思った職場仲間のエピソード」という調査において、残業代目当てで仕事をする、というエピソードが多数あがっていました。
実際に
残業代をもらうために残業しているから(30代男性)
という意見もありました。
能力に見合っていない、やることがない…
今の担当業務は、持てる能力の半分以下でこなすことができてしまうので。とはいえ、それ以上のことをやろうにもしっかり分業されているので、手を出しづらいなど言い訳をして現状に甘んじてしまっているため(40代男性)
仕事がないときは本当に何もできない時間があり、自分でも申し訳ない気持ちになる(30代女性)
能力別に仕事を与えてない。みんな残業してても私は時間内に終われる。年俸制なのでありがたい(40代女性)
今の能力では楽々こなせる内容や仕事量のため、給料泥棒だという声もあがりました。
同じ状況でも「ありがたい」と感じる人と「申し訳ない」と感じる人の二極化という結果に。
能力に見合っていない、やることがないというのは、その人の能力が高すぎるのであって、成果に対して給料を払うという考え方では、妥当な給料なのではないかという考え方もできますね。
努力が報われない…給料泥棒で会社に復讐?!
給料泥棒になることで会社に損害を与えるぐらい会社を恨んでいるから(20代男性)
努力をしても評価されない、報われないことを理由に、あえて仕事の手を抜いているという声も見受けられました。
会社に対する不満が仕事のモチベーションの低下へとダイレクトにつながっているといえるでしょう。
また、会社に損害を与えるという復讐目的であえて給料泥棒をしているという声も。
給料泥棒だという自覚がある人は、約6人にひとりの割合だということがわかりました。
「給料泥棒だと思う」と答えた人の中でも、サボっている自覚がある人だけでなく、自己評価が低い故自虐的に回答した人も見受けられました。
努力をしているのであれば、給料は自分の働きに見合った対価だと自信を持つことも必要なのではないでしょうか。
■■調査概要
調査期間:2022/09/09〜2022/09/12 |
調査方法:インターネット調査 |
調査対象:全国の男女会社員 |
モニター提供元:株式会社ドゥ・ハウス/myアンケートlight |
調査人数:404名 |
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