たとえば、仕事が辛かったり、家族や恋人、友人との関係がうまくいかなかったり…そんなときにふと周りを見て比較をし、自分だけが取り残されるような気持ちになったことは誰しもあるのではないでしょうか。
私の人生こんなはずじゃなかったと思っている
そう思う 18.8%
ややそう思う 24.5%
あまりそう思わない 33.0%
そう思わない 23.6%
「そう思う」「ややそう思う」と回答した人は43.3%、「あまりそう思わない」「そう思わない」と回答した人が56.6%という結果になりました。
4割以上の人が「私の人生こんなはずじゃなかったと思っている」ということが判明しました。
「私の人生こんなはずじゃなかったと思っている」と回答した人について、詳しくみてみましょう。
年代別でみてみると・・・
20代で49.4%、30代で48.4%、40代で50.4%、50代で49.7%、60代で40%、70代で30%という結果に。
若い年代のほうが、より強く「私の人生こんなはずじゃなかったと思っている」ということになりますね。
それぞれの意見をみてみましょう。
「私の人生こんなはずじゃなかったと思っている」派
結婚相手を間違えた、もっと早く結婚したかった・・・結婚にまつわる後悔
会社の社長の息子と結婚したので、もっとリッチな生活が出来ていると思っていたから(60代女性)
夫は安月給で舅姑小姑付きだった。果ては追い出され、離婚できると思ったら夫は私についてきた。収入は私の方が多かったけど、女であることで一段下に扱われた(70代女性)
普通に結婚して子供を産む人生がよかったと思います。この年まで未婚でいるとは、若いときは想像もできなかったです(70代女性)
親の言うことを聞いたばかりに・・・
自分の意見ではなく親の言うことを聞いて進路を決めたり、親の機嫌を伺ったりしてきたから(20代女性)
子供の頃に親が描いていた理想の通りの人生に自分はなるものと思っていたが、どうしてもその通りにはなれなかった。そのことにこだわりすぎて自分の人生を自分で切り開くということをしてこなかった。何ひとつできたと思えるものがないまま終わりそう(50代女性)
ギャンブル、借金も・・・
仕事にまつわる後悔
氷河期世代というものの責任にしてしまうのも何ですが、何となく仕事をはじめとしてうまくいかなかったという感じはある。でも結局は自分の性格のせいなのだと思う(40代男性)
家族の介護で・・・
結婚直後に夫の病が発症し、甘い新婚生活などもなく、ただただ夫、義父母、実両親の介護に明け暮れて後期高齢者に突入。自分の人生と言えるものがあったのか否か自問自答の連日(70代女性)
普通に結婚して普通の家庭を持つものだと思っていたが、相次ぐ両親の病気(難病)で、50歳まで介護に忙殺されて一番大事な時期をつぶしてしまった(60代女性)
進学や進路選択での後悔
海外留学を金銭的な理由で諦めたが、行っていたら全然違ったと思う(30代女性)
大学中退してから人生がおかしくなった(30代男性)
病気や体の不調で・・・
公務員に合格したが、病気で退職したので(50代男性)
17歳で事故に遭い、1か月意識不明だったし、49歳で子宮頸がんになってそれが転移してた(50代女性)
病気で倒れて自分で起こした事業をやめざるを得なかった(70代女性)
恋愛面での後悔
もっと早めに恋愛をちゃんとしてれば良い人生を送れてた気がする(20代男性)
過ちを犯して・・・
「私の人生こんなはずじゃなかったと思っていない」派
いろいろあったけど、人並みに幸せ!
色々経験して辛いこともあったけど、全部自分の財産になっていると思うから(50代女性)
良かったことも悪かったこともいろいろある。トータルでみれば落ち着くべきところに落ち着いたのではないかと思う(70代男性)
喜怒哀楽に彩られた80数年の人生は、山あり谷ありの困難な道であったが、一期一会の縁で知り合った方々の助けで、自分なりの人生を過ごせたと満足している(80代男性)
もっとも多くあがったのは「いろいろ大変なこともあったけど、なんだかんだ幸せだから」という声でした。
人生は裏切られるもの。期待はしてない
大して努力もしていないし、容姿もよくないし、こんなもんだと思ってる(70代女性)
人生は思い通りに行かないものだと思っているから(60代女性)
希望が高すぎると現実に裏切られるのが人生(70代男性)
「今がそこそこ幸せだから概ね満足している」という声が多くあがる一方で、「そもそも人生に期待をしていない」という声も多く見受けられました。
過剰に期待をしすぎないことが、幸せを感じやすくなることにつながるといえそうですね。
いかがでしたか。人生は予期せぬことの連続です。
しかし、今の人生は今までの自分の選択の上に成り立っていますし、これからの人生においては今の自分がもっとも若いともいえますよね。
今からでも、変わる努力をすれば未来を変えることはできるのではないでしょうか。
■調査概要
調査期間:2022/10/28〜2022/10/31 |
調査方法:インターネット調査 |
調査対象:全国の男女 |
モニター提供元:株式会社ドゥ・ハウス/myアンケートlight |
調査人数:941名 |
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