電車だけでなく、新宿区歌舞伎町地区を始めとした繁華街においても防犯対策の一環として「街頭防犯カメラシステム」が導入されており、公共スペースに設置される防犯カメラは増加傾向にあります。
繁華街や電車内などの公共スペースでの防犯カメラについてどう思いますか?
もっと数多く設置するべき 51.0%
今のままでいい 44.0%
もっと数を減らすべき 5.1%
半数以上が公共スペースでの防犯カメラについて「もっと数多く設置するべき」と思っていることが判明しました。
それぞれの意見をご紹介します。
もっと数多く設置するべき派
事件が起きたときのために…
子供の行方不明の事件も多いから、なにかと役立つと思う(30代女性)
防犯カメラは犯罪調査の有益な証拠になり、いざというときの自分たちのためになるから(40代男性)
まだまだ監視カメラは少ない。ニュースでも、実際は監視カメラの近くにいても映ってないなどの報道もあるので、もっと増やすべき(70代男性)
犯罪抑止につながる
悪いことをする奴らには防犯カメラの監視を厳しくする容赦ない社会にしないと、もう日本はこの先持たないくらい堕落したと思うので(50代男性)
警察の防犯カメラ捜査は犯人の行動をすべて把握できるほど優秀。どんなに小さな犯罪も見逃さないことが抑止になる(70代女性)
防犯カメラをつけて欲しいのは…
痴漢防止のためにも車内での防犯カメラは必需だと思う(50代女性)
人通りが少ない場所は積極的にカメラをつけてほしい。暗く危ないのに、そういうところほどカメラがない気がする(50代女性)
プライバシーより安全が大切!防犯カメラが嫌というのは…
中国のような監視社会になるもの、息苦しさを感じるかもしれませんが、個人的にはあくまで防犯ということで、必要と思われる場所に積極的に設置することに拒否反応はありません(60代男性)
プライバシーも大事だが変なことをしていなければ問題はない。犯罪者を捕まえる方が先(30代女性)
日本はあまりにも性善説で社会が回っていた時期が長い。海外では性悪説が当たり前。監視カメラが嫌というのは自意識過剰の表れ(60代女性)
今のままでいい派
これ以上はプライバシーが…
十分数はあると思うし、これ以上増やしたらプライバシーがなくなるから(20代男性)
プライバシーの保護と、防犯や事件・事故発生時の状況確認の必要性を天秤に掛けて、現状でよいと思う(60代女性)
増やすことよりも結局はその録画データーをどうするのかってことの方が不安。いつ処分されるのかがね(50代男性)
防犯カメラが増えても犯罪は減らない?!
やるやつはやる世の中。痴漢程度なら抑止効果はでかいだろうが(30代男性)
あってもなくても、犯罪行為を行う人間は行う。これだけ騒がれ、ドライブレコーダーの装着率が上がっても、あおり運転を行う人間が一定数いることがその証明(50代男性)
もっと数を減らすべき派
防犯カメラを見つけると…
悪いことをしていないのに、監視カメラがたくさん目に入ると自分が悪人扱いされているようで非常に不愉快になる(40代男性)
ちょっと上を見ると街角のあちこちに見かける。常に監視されているようで、何も悪いことをしていないのにと不愉快になる(60代男性)
犯罪解決や抑止のために、半数以上の人が防犯カメラをもっと増やすべきだと考えていることがわかりました。その一方で、録画されたデータなどについてプライバシーの観点で気になるという声もあがりました。
警視庁によると、「街頭防犯カメラシステム」の録画データは、厳格な管理のもと最大30日間保存され、保存期限が過ぎた映像データは自動的に上書きされ、消去されるとのことでした。
また、令和3年中に警視庁本部において録画した770件の映像データを警察署長に提供し、うち570件が検挙活動・事案の立件・解決などに活用されたと発表されています。
しかしその一方で、防犯カメラが増えすぎると、運用する際に発生するコスト面での負担やプライバシーの侵害を訴える声があがるなどの問題点もあります。
実際に事件の解決に役立っている公共のスペースの防犯カメラですが、あなたはどう思いますか?
■調査概要
調査期間:2022/11/02〜2022/11/07 |
調査方法:インターネット調査 |
調査対象:全国の男女 |
モニター提供元:株式会社ドゥ・ハウス/myアンケートlight |
調査人数:987名 |
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