「働き方改革」が進む一方で、まだまだ忙しく働いている人と、あまり仕事をせずに時間を持て余している人もいるのではないでしょうか。そんな人がもし上司から仕事を振られそうになったら、どうしているのでしょうか?
自分の仕事量を増やさないために、あなたがやっていることをすべて選んでください
仕事を振られたら「無理です」と断る 12.9%
存在感を消す(例:下を向く、名前を覚えられないようにする、コミュニケーションをとらない) 11.8%
今の仕事に必要以上に時間をかける 8.2%
新規案件をうけるようなことをしない(例:営業しない、企画書をかかない) 8.0%
大事そうな会議に、別の予定をかぶせる 6.4%
寝不足感、体調不良をアピールする 5.7%
デスクにいる時間をなるべく少なくする 4.9%
電話にでない 3.6%
あえて夜中に、メール返信する(大変さアピール) 2.6%
やることがないのに残業をする 2.6%
そのほか 0.8%
自分の仕事量を増やさないためにやってることは特にない 64.0%
3人にひとりの人が自分仕事量を増やさないために、何らかの努力をしているということが判明しました。
また、仕事量を増やさないためにやっていることとしては「仕事を振られたら『無理です』と断る」がもっとも多く、次いで「存在感を消す」「今の仕事に必要以上に時間をかける」という結果になりました。
続いて、仕事量を増やさないためにやっていることがあると回答した人にこんな質問もしてみました。
やったことに対しての効果はありましたか?
効果があり、仕事量は増えなかった 70.7%
効果はなく、仕事量は増えた 29.3%
7割の人が、仕事量を増やさないためにやったことに対して効果があった、と回答する結果になりました。
実際にどのような効果があったのか、上司の反応などについてご紹介します。
仕事を振られたら「無理です」と断る
仕事を振られたとき、今やっている仕事がその分予定より遅れても良いのであれば対応すると伝える。今やっている仕事を予定どおり進めて、新たに振られた仕事も対応するのは無理だということを伝えると、たいてい引き下がってもらえる(20代女性)
存在感を消す
コミニュケーションを極力とらないようにすることで相手が話しかけずらい状況になり、仕事の依頼が別の人に向けられ仕事量が激減した。そのことに対して上司からは何の反応もないため現状も継続している(60代男性)
存在感を消していたら気にもされなくなり、期待もされなくなり仕事が減ったから(20代男性)
今の仕事に必要以上に時間をかける
忙しそうにしている自分にみんな声掛けできなくなった(50代男性)
新規案件をうけるようなことをしない
仕事量が減少し、上司の評価が悪くなったので窓際部署に左遷された(50代男性)
大事そうな会議に、別の予定をかぶせる
忙しいアピールして他の人に頼んでもらうよう仕向けた(20代女性)
寝不足感、体調不良をアピールする
体調を崩しやすい人だと思われて、重要な仕事を任されなかった(20代女性)
朝礼のときにへたり込んだので、その日は仕事をセーブ出来た(50代女性)
今回の調査では、3人にひとりの人が仕事量を増やさないために何らかの努力をしていることがわかりました。
成果をはっきりと評価するのが難しい会社員だからこそ、皆さんやってる感を出しつつサボるテクニックをお持ちのようです。
■調査概要
調査期間:2022/12/19〜2022/12/21 |
調査方法:インターネット調査 |
調査対象:全国の会社員の男女 |
モニター提供元:株式会社ドゥ・ハウス/myアンケートlight |
調査人数:389名 |
|