ワークライフバランスを保つために重要なポイントのひとつとして、オンとオフのスイッチを切り替えることがあげられますが、もし自分が休日のときに仕事関係の連絡がきたら…世の中の人はどうしているのでしょうか?
あなたは、自分がオフ(休日)のときに仕事関係の電話やメールがきたら対応しますか?
対応する 58.1%
対応しない 41.9%
「対応する」と回答した人は58.1%、「対応しない」と回答した人が41.9%という結果になりました。
6割弱の人が自分がオフ(休日)のときに仕事関係の電話やメールがきたら対応してしまうことが判明しました。
それぞれの意見をみてみましょう。
自分がオフ(休日)のときに仕事関係の電話やメールがきたら対応する派
休日の連絡=緊急事態だから
緊急時にしかそういうことはないので、当然対応する(20代男性)
休日に連絡が来るということはそれなりに急を要する案件だと思うから(40代女性)
自分が休日であっても…
自分が休日だからといって、職場自体は休みではないから(40代女性)
基本的にお客様から見て、弊社は年中無休の立場であるから(60代男性)
休み明けのリスクヘッジで…
以前は休日は連絡があっても無視していたが、対応しないと休日明けに面倒なことになるから(60代男性)
対応しないと自分が困ることになるから(30代男性)
無視をしたら…
無視をすると後々面倒なことになるから(20代女性)
休日でも対応することが自分の信念。そんな自分が好き?!
仕事に対する自分の信念があるので。また、頼りにされていると思うので(70代男性)
本当は対応しなくていいんだろうけど、対応してる自分が好きなんだと思う(40代女性)
自分がオフ(休日)のときに仕事関係の電話やメールがきたら対応しない派
休日対応はしなくていい規則があるから
休日対応は、休日勤務が上司よりあらかじめ指示されている場合以外は認められないから(30代女性)
休日には対応しなくて良いということになっている。対応すると超勤扱いになるので(50代男性)
オンオフの切り替えをちゃんとしたい!
プライベートと仕事の切り替えはキッチリさせたいから(60代男性)
休日に顧客対応をすると…
休日に対応すると、客が味を占めて休日に平気で連絡とろうとするので(50代男性)
ひとりに休日対応すると、他の顧客も対応しなければならなくなるため(50代男性)
今回の調査では、6割近い人が休日でも仕事関係の連絡がきたら対応をしてしまうということが判明しました。
近年はスマホなどのITツールの普及やリモートワークの導入によってさまざまなメリットもある一方で、仕事とプライベートの境界線が曖昧になったというデメリットもあります。
ここ数年では、勤務時間外や休日に、仕事上のメールや電話への対応を拒否する権利のことを指す「つながらない権利」という言葉も注目を集めています。
フランスやイタリアなどでは、この「つながらない権利」が法制度化され、労働者の権利として法律上正式に認められていますが、日本では「つながらない権利」は法制度化されていません。
法的に「つながらない権利」を主張できるのは、以下のふたつの場合です。
①業務時間外に電話対応やメール返信をしているにもかかわらず、会社が残業代を支払わない場合
②事業主から「当社では、いつでも顧客や上司からの連絡に備えてもらう方針なので、つねにスマートフォンの電源は入れておくように」というようなことを指示された場合
出典:東洋経済ONLINE 休日連絡NG、つながらない権利どこまで主張可能? 時間外に残業代なしの電話・メール対応はダメ
意識的に仕事とプライベートの切り替えをすることが大切なのではないでしょうか。
■調査概要
調査期間:2022/12/19〜2022/12/21 |
調査方法:インターネット調査 |
調査対象:全国の会社員の男女 |
モニター提供元:株式会社ドゥ・ハウス/myアンケートlight |
調査人数:389名 |
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