昨年から、ウクライナ情勢や急激な円安の影響などで値上げの波が相次ぎ、家計を直撃しています。
生活に関わるものが軒並み値上がりする中、特に食料品の値上げに悩まされている人も多いでしょう。
自炊をするよりも、値引シールが貼られている惣菜やカップラーメンなどで済ませるほうが安上がりなことも…?!
そこでロバ耳編集部では、以下の内容でアンケートを実施しました。
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もはや「健康的な食生活」は、贅沢品だ
そう思う 12.1%
ややそう思う 24.1%
あまりそう思わない 39.8%
そう思わない 24.1%
「そう思う」「ややそう思う」と回答した人は36.2%、「あまりそう思わない」「そう思わない」と回答した人が63.9%という結果となりました。
3人にひとりの人が「もはや健康的な食生活は、贅沢品だ」と思っていることが判明しました。
それぞれの意見をみてみましょう。
「健康的な食生活」は、贅沢品だと思う派
三食しっかりと栄養バランスを考えて、野菜や果物を積極的に摂るようにしたら、早晩破産します(30代男性)
減塩、無添加、有機栽培など、全て高い。食べ盛りの子を持つ庶民世帯には、いいものとわかっていても手が出ない(50代女性)
普通の食べ物も高いから、特保の飲み物とかには手を出せない。農薬を使っていないような野菜やら、国産の肉なんて絶対買えない(60代女性)
ラカントや健康に良い油など、健康に気を使おうと思って買うと高くつく。逆に健康に悪いカップ麺や質の悪いサラダ油なんかは安く買える(20代女性)
主人が健康に気を使って無添加や国産の食品を購入しますが、とても高い。外食で玄米などを使ったヘルシーな定食はとても高く、食費の出費がかなり掛かる(30代女性)
健康的という売り文句があるだけで通常商品よりもかなり高価で販売されているものが多く、物価高の今、食費を維持するには通常商品でさえ品質を落としたものを購入しなければいけない状態から(20代女性)
「健康的な食生活」は、贅沢品だと思わない派
野菜は価格変動が大きいので、安いときに多めに買いだめして高いときには買わない(50代男性)
高級な物ばかりが健康に良いとは限らない。豆腐とかおからとか安くて体にいいものも沢山あると思うから(70代女性)
旬の野菜や果物を中心に買えば価格は抑えられるし、健康食品類はもともと高いのでそこまで値上がりはしていない気がする(40代女性)
国産の安全な食品、添加物含有量の少ないもの、価格が高くなっても購入することで、将来的な医療費の削減になると思うから(50代女性)
安い食材でも健康的な食事は作ることが出来ると思う。物価高のせいでさまざまな食材を我慢することが多いが、特売日や見切り品を利用して出来るだけ健康的な食事になるように努めている(40代女性)
今回の調査では、3人にひとりの人が「もはや健康的な食生活は、贅沢品だ」と思っていることが判明しました。
私たちの生活に大きな影響を与えている物価高。
健康的な食生活を維持するためには、より効率的に栄養を摂れる食材の選択など、今まで以上の工夫が求められているといえそうです。
■調査概要
調査期間:2023/01/31〜2023/02/02 |
調査方法:インターネット調査 |
調査対象:全国の男女 |
モニター提供元:株式会社ドゥ・ハウス/myアンケートlight |
調査人数:960名 |
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