中高生のなりたい職業ランキングでも10位以内にランクインする人気の職業である「教師」。
学園ドラマが人気だった時代もあったことから、教師という職業に憧れたことがある人も少なくないのではないでしょうか。
しかしその一方で、近年、教員志望の学生が減少しているということをニュースなどで耳にしますよね。
2022年1月末に文部科学省が発表した調査結果によると、2021年4月時点で、全国の公立学校1,897校で、2,558人もの教員が不足しているそうです。
そこでロバ耳編集部では、以下の内容でアンケートを実施しました。
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あなたが学生時代、先生たちをみてどう感じていましたか?
学校の先生になりたい 7.7%
学校の先生になんて、なりたくない 49.4%
どちらも当てはまらない 42.9
半分の人が「学校の先生になんてなりたくない」と感じていたことが判明しました。
主なコメントをご紹介します。
問題児、モンスターペアレント…絶対に無理!
自分の時間がとれないし、残業が多そうだし、モンスターペアレントもいそうだし、人間関係も複雑そうで嫌だから(20代女性)
自分が子供のときもだし、今子供の学校の先生をみても1クラス30人以上の子をひとりで見ないといけないし、問題児やモンペなど大変そうなので絶対先生にはなりたくない(30代女性)
私のような癖のある、ひねくれた生徒に教えたり指導するのはしんどいだろうと思っていた。だから自分が先生になりたいとは微塵も思わなかった(70代男性)
生徒に泣かされていた先生を見て…
女の先生は若い先生だとなめられて、よく泣かされていて大変だなぁと思っていたので(50代女性)
気が弱そうで地味めな若い先生がクラスの陽キャにネチネチいじられてるのが可哀想でたまらなかったので、私なら教師できないなと思った(20代女性)
なりたいともなりたくないとも思っていなかったけど…
成績が悪いほうではなかったので、当初は学校の先生になろうかと思って教員採用試験も受けて合格したが、今まで出会った教師たちに世間知らずな人間が多かったこともあり、ああはなりたくないなと思って辞退して一般企業に就職した(50代女性)
実際に教師になったという方たちの声もご紹介します。
夢を叶えて…
中学生のころ保健室の先生が優しかったのでなりたかった。その後養護教諭になって小学校に勤務したことがある(60代女性)
良い教師もくだらない教師もいた。私は高校野球に関わりたい思いと、まったく楽しくなかった高校時代の青春を生徒と共に味わいたい思いで高校教諭になったが、折々にくだらなかった教師を思い出して『どんなことがあっても、あいつらみたいにはならないようにしよう』と自戒していた(60代女性)
なりたくなかったのに…
学校の先生になんてなりたくない、と考えていたが先生になってしまった。成績はよくなかったのに、よく15年ほど前までやってこられたと思う。今の先生は大変と思います(70代男性)
今回の調査では、2人にひとりの人が学生時代、先生たちをみて「学校の先生になんてなりたくない」と思っていたことが判明しました。
昨年ベネッセコーポレーションが中高生1,738人を対象に「中高生の将来の夢や職業に関するアンケート調査」を実施したところ、教師・教員・大学教授が男子中高生のなりたい職業第1位に選ばれていますが、教員が不足しているというニュースをよく耳にするのも現実です。
あなたはどう思いますか?
■調査概要
調査期間:2023/01/31〜2023/02/02 |
調査方法:インターネット調査 |
調査対象:全国の男女 |
モニター提供元:株式会社ドゥ・ハウス/myアンケートlight |
調査人数:956名 |
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