ネットニュースを見ていると、テレビの内容を書き起こしただけの記事や、芸能人がSNSを更新したことをお知らせするだけの記事をよく見かけますよね。
独自の調査や取材を行わず、テレビ番組やSNS上の情報などのみで構成される上記のような記事について「こたつ記事」といいます。
世の中の人は、このこたつ記事がネットニュースとして世の中に溢れていることについて一体どう思っているのでしょうか。
そこでロバ耳編集部では、以下の内容でアンケートを実施しました。
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テレビの内容を書き起こしただけの記事や、芸能人がSNSを更新したことをお知らせするだけの記事が、ネットニュースとして氾濫している状況に、うんざりする
そう思う 36.7%
ややそう思う 26.6%
あまりそう思わない 19.9%
そう思わない 16.8%
「そう思う」「ややそう思う」と回答した人は63.3%、「あまりそう思わない」「そう思わない」と回答した人が36.7%という結果となりました。
6割以上の人が、こたつ記事がネットニュースとして氾濫している状況にうんざりしていることが判明しました。
そう思う派
同じことを繰り返し見せられたり、芸能人の馬鹿馬鹿しい日常など知りたくもない(60代男性)
わざわざ記事にしてまで知らせるほどの内容もないことがほとんどだから。時間の無駄(40代男性)
どうでもいい内容ばかりがネットニュースに上がり、何がニュースなのか分からなくて他のことも見る気をなくしてしまう(30代女性)
芸能人の発言の一部を興味本位で切り抜いて見出しにするが、中身全体像は見出しから読み取れるものとは別物なことがある。詐欺のようなもの(50代女性)
ゆたぼんが○○したとか、へずまりゅうが○○したとか、いちいちネットニュースに上がってくる。本当にどうでもいい。その都度『興味なし』を押すがなかなか減らない(30代男性)
総じて大して面白くないテレビでの発言・芸能人のSNS情報を、記者が『これ書けばうけるんだろうな』と思って書いている魂胆が見え透いているのが無理(20代女性)
取材をしたわけでもないコピペだけの無能さに呆れるのと、後からゆっくり見ようと思っていたバラエティーなどのネタバレが放送後すぐにされることにうんざり。スポーツのディレイ放送で、現地では終わっているが放送はまだの場合、結果がスポーツのコーナーに載っているのはまだ理解できるが、誰の目にもつくようなところであるトップページなどに載せられているのは最悪(30代男性)
そう思わない派
テレビは見ないから、むしろ重宝している(20代女性)
見ていると、知りたい情報がたまに入ってくるので助かる(20代女性)
わかりやすいし、テレビを見るよりも短時間で情報を得られるので助かっている(40代女性)
そのことについて知りたいけどチェックする時間がないとき、さわりだけでも見れるので便利(50代女性)
気になったことを検索すると関連したことも出てくるので役に立っている。常にテレビなどで出てくる情報を把握できていないし、必要なものは便利なツールを使って情報を得たいので(60代女性)
今回の調査では、世の中の6割以上の人がこたつ記事がネットニュースとして氾濫していることにうんざりしていることが判明しました。
かつてメディア業界では、取材をしないこたつ記事は恥ずかしいものとされていました。しかし、有名人の過激な発言などのスキャンダルなどを記事化するこたつ記事は多くの人にアクセスされ、大量のPVを稼ぐことからメディアから重宝されるようになっています。
あなたはどう思いますか?
■調査概要
調査期間:2023/01/31〜2023/02/02 |
調査方法:インターネット調査 |
調査対象:全国の男女 |
モニター提供元:株式会社ドゥ・ハウス/myアンケートlight |
調査人数:956名 |
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