【違いがわかる？シリーズ】7割弱がそうめんとひやむぎの違いがわかると回答

「そうめんとひやむぎ」ふたつの違いはわかりますか？

わかる　66.2％

わからない　33.8％

7割弱の人が、「そうめんとひやむぎ」の違いがわかることが判明しました。「違いがわかる」と回答した人の主なコメントをご紹介します。

「そうめんとひやむぎ」の違いは…

さまざまな意見がありましたが、実際「そうめんとひやむぎ」の違いはどこにあるのでしょうか？

正しい「そうめんとひやむぎ」の違いって？

消費者庁の食品表示基準では、乾麺の分類分け（機械製麺）を以下のように定めています。

● そうめん：直径1.3mm未満

● ひやむぎ：直径1.3mm以上、1.7mm未満

もともとそうめんとひやむぎは、歴史に違いがあることから昔は違ったものとして認識されていました。

しかし、明治時代に入って製麺機ができると製造方法の違いが曖昧になってきたことから、機械製法においてはJAS規格で「太さ」の定義が定められました。

手延べの場合は、機械製法と違って太さの違いを出すのが難しいため、直径が1.7mm未満であれば「そうめん」「ひやむぎ」どちらでも名乗ってよいそうです。

そうめんの歴史は、奈良時代に中国から伝わった「索餅（さくべい）」が元とされています。その後、鎌倉時代～室町時代頃に中国から麺を手延べする方法が伝わり「索麺（そうめん）」が誕生し、その後「素麺（そうめん）」になったといわれているんだとか。

一方でひやむぎの起源は、室町時代に登場した「切麦（きりむぎ）」で、うどんを細く切って作られていたことから「切麦」と呼ばれていたそうです。その切麦を冷やして食べるのを「冷麦（ひやむぎ）」、ゆでて熱いうちに食べるのを「熱麦（あつむぎ）」と呼んでいたことが今のひやむぎにつながっているそうです。

また、ひやむぎは色つきの麺が入っており、これは違いがわかりづらい「そうめんとひやむぎ」を区別するために、ひやむぎだけに色つき麺を入れています。

いかがでしたか。

「違いがわかる？シリーズ」第一弾の「そうめんとひやむぎ」は7割弱の人が「わかる」と回答する結果となりました。

あなたは「そうめんとひやむぎ」の違いがわかりますか？

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