今回の支援団体はこちら!「認定NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ」
「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」とは?
ひとり親が子どもといっしょに生き生き楽しく生きられるように、ひとり親を勇気づけ、社会での活躍を支援をするNPO法人です。
しんぐるまざあず・ふぉーらむの村山様にお話を伺いました。
―どのような活動をされているのでしょうか?
私たちは、様々な方法でひとり親の支援を行っています。大きく3つに分けて紹介します!
1. ひとり親をサポート
メール・電話での相談事業をはじめ、ひとり親同士が話せる場として「ママカフェ・ほっとサロン」を開催しています。また、各種セミナーの開催や、キャリア支援プログラムの開催、企業と連携しての就労支援も実施しています。
2. 子どもたちを支援
経済的な問題に直面しやすいひとり親家庭の子どもたちに、入学時の入学お祝い金事業の実施や、親子で楽しめるイベントの開催などを行っています。
3. 役立つ情報
メールマガジンを通じて最新の支援情報を提供しています。2020年10月にはひとり親を応援するサイト「イーヨ」を新たにオープンしました。
―新型コロナウィルスの流行は活動に影響したでしょうか。
はい、大きく影響を受けました。
ひとり親の多くが非正規雇用で、コロナ禍による失業や就労時間短縮で収入に大きな打撃を受けたかたが少なくありません。団体に寄せられるメール相談数は8倍に増え、「一家心中しかないのでしょうか」と訴える声もあるなど、支援の緊急性を肌で感じました。
―まさに、ひとり親家庭を守る・支える活動が求められたのですね。
はい。ひとり親とその子どもたちの命を守るべく、緊急のコメ支援から始まり、受けられる支援について細やかにお伝えしてきました。現在は、毎月約2400世帯に食料支援パッケージをお送りしています。一方、政策提言を通じて3回にわたる臨時給付金支給にも力を注ぎ、多くのかたの助力や支援をいただきながら活動を続けています。
―多くのひとり親家庭が今も助けを必要としているのですね。
はい。ひとり親家庭は平時より非正規雇用であるため低所得の世帯が大変多く、災害などの有事には貧困状態に陥ってしまいがちです。
すばやく緊急支援をするのはもちろんですが、ひとり親のキャリア支援など生活基盤を築くサポートにも力を入れ、ひとり親が生き生きと暮らせる未来への支援をしていきます。親と子のえがお、子どもの未来のためにさまざまな支援を届けます。
―ありがとうございました!
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