「夢職人」について
社会全体で子どもや若者の成長を支えていくための社会教育や社会福祉に関する事業を行っています。子どもや若者が生まれ育つ環境に関わらず、心身ともに健やかに成長できる社会を目指しています。
夢職人の岩切様にお話を伺いました。
私たちは、主に学校や年齢の異なる子どもたちが一緒になって、自然体験・野外活動、スポーツ・レクリエーション、科学・文化・芸術活動などの多彩な体験ができる機会を提供しています。
具体的には、次の4つの分野の体験活動を行っています。
- ○自然体験・野外活動
- ○スポーツ・レクリエーション
- ○社会体験・キャリア活動
- ○科学・文化・芸術活動
大事にしていることは、体験や試行錯誤を通じて主体的に学ぶこと、多様な人とのコミュニケーションを通じて社会性やリーダーシップを育むことです。
自分自身でやってみることや考えて試してみることは、興味関心の幅を広げ、探究心や向上心を育みます。また、異なる学校や地域の仲間との出会い、親や先生以外の多様な大人との関わりなどは、視野や価値観を広げることにつながります。
また、各活動は若者のボランティアが主体となって運営に携わっており、地域における社会教育の実践にもつながっています。
―コロナ禍を受けて、さらに新しい取り組みをスタートしているそうですね。
はい。新たに「Table for Kids」という食の支援を始めました。経済的なご事情を抱えた子育て家庭に対して、専用アプリからまちのお店の所定のメニューや商品で利用できるデジタルクーポンを付与し、同時に他の支援情報の提供も行っています。
コロナ禍では、感染症対策の観点から従来の子ども食堂のような食の支援が難しくなりました。
日本は、そもそも物理的に食品や物がない途上国とは異なり、物流も整っているので、まちのお店の力を借りることで、コロナ禍であってもそれぞれのご家庭の生活状況やニーズに合った形で、確実に支援を届けることができます。まちの雇用を支えることにもつながり、双方にとって良い取り組みになっていると思います。
―モラタメ会員にメッセージをお願いします。
ニュースを見ると、様々な地域で困難に直面している人を目にすると思います。
でも困っている人は、画面の向こう側だけではなく、きっと身近なお住まいの地域にもいらっしゃいます。皆様お一人おひとりのお気持ちが積み重なり、やがて地域での大きな支えとなります。
当方では様々な方法でご支援をいただけるようにしておりますので、ぜひ、応援していただけたら嬉しいです。
夢職人の活動について詳しく知りたい方は、こちら