「パラリンアート」について
障がい者アーティストの作品(絵画・デザイン等)を、企業を中心とした民間にアート利用していただく活動を行っています。採用された登録アーティストや障がい者施設へ、アート利用報酬として社団の利益の50%をお支払いしています。希望する障がい者は誰でも無料で参加可能です。
パラリンアートの中井様にお話を伺いました。
私たちはアート事業を通して、障がい者の社会参加と経済的自立を継続的に推進したいと考えています。
国や自治体の補助金・助成金もありますが、片方が一方的に受け取るだけの関係性は、長く続いていきません。私たちはパートナー提携を結んだ企業にアート利用による価値を提供することで、結果として障がい者が活躍する場を作っていきたいと考えています。お互いに価値を提供しあうことで築ける、継続的な関係を何よりも大切にしたいです。
―百貨店など商業施設の内装にアートが利用された事例もあるんですね。
はい、以前はアート利用と言っても、作品のレンタルやデータ販売しか提供できませんでしたが、企業のご協力もあり、空間アートの世界に拡がることができました。
今後も取り組みが実現したらSNSや公式サイトでお知らせしていきますので、近くに作品を見に行ける機会があるかたはぜひチェックしていただきたいです。
―モラタメ会員にメッセージをお願いします。
私たちは、この取り組みで採用いただけるアーティストをもっと増やしていきたいですし、もっと障がい者アートの世界を拡げていきたいです。
ぜひ、いちクリエイターとして彼らのアートを見てみてください。彼らならではの能力や才能や努力が感じられ、とても魅力的なのがおわかりいただけると思います。
ぜひパラリンアートのSNSやホームページを見に来て、気に入った作品や取組みを見つけたら、拡散していただけると嬉しいです!
パラリンアートの活動について詳しく知りたい方は、こちら