「KU-MA」について
「宇宙」に包括されるさまざまな素材を活用して、「いのち」の大切さをベースに子どもたちの心に好奇心・冒険心・匠の心を育むことをコンセプトに、宇宙教育をはじめとした様々な活動をしています。中心的な活動のひとつ「宇宙の学校®」は、科学の知識が学べる工作や実験を家族で楽しむことができます。
KU-MAの並木会長、稲葉副会長にお話を伺いました。
「宇宙の学校®」は、スクーリングと家庭学習ふたつの場があるのが大きな特長です。数カ月おきに行われるスクーリングは、体育館や公民館などを会場にして講師のガイドのもと、皆で工作や実験を楽しみます。※コロナ禍以降は地域の状況等に配慮しつつ、オンラインでの開催も組み合わせて実施しています。
開校時に家庭学習用のテキストをみなさんにお渡しします。次のスクーリングまでの間、保護者の方と一緒にテキストを見ながら、工作や実験を協力してやります。
家庭学習用の工作や実験は、どこの家庭にもある、100円ショップでも買えるような材料を使ってできるものばかりなので、気軽に取り組めますよ。
―家庭学習用のテキストは、年間で約30のテーマが準備されているそうですね。家族でたっぷり取り組めそうです。
はい。家庭で楽しむ工作や実験は、お子さんの学習効果はもちろんのこと、家族のつながりを深めることにも大きな役割を果たしています。
「こうしたらどうだろう？」「これはどうかな？」と力を合わせて進めることで、自然と同じものを見てやり取りを重ねることができます。工作・実験が毎週末の恒例になるご家庭もあるようです。
―モラタメ会員にメッセージをお願いします。
「宇宙教育」という大きなテーマを掲げるKU-MAですが、活動で大事にしていることは親子や家族との絆です。
宇宙の彼方から見ると地球はほんの小さな惑星です。現在、この小さな地球に80億人の人間と何百種類の生物が一緒に「いのち」を育んでいます。
自分の国や自分の事だけを考えて争ったり、せっかく学んで得た知識や技術を他の「いのち」を奪うために使ったりするのは、とても悲しいことです。
世界中には様々な課題があります。解決の基本は、小さなうちから人との絆の大切さに気づかせることだと思います。
様々な人と出会い、思いやって行動することの大切さを実感できる場づくりが「宇宙の学校®」です。ぜひ、私たちの活動を知り、機会があれば参加や支援をお願いします。
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