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寄付対象期間 (2023/4/1~2023/6/30)

「チャイボラ」について  

 

貧困や虐待や親が亡くなったりなどの背景により、子どもたちが暮らしているのが児童養護施設を含めた「社会的養護施設」です。
チャイボラは、社会的養護施設で“子どもの心と成長に寄りそう大人”が不足している課題に取り組んでいます。
 
 
 
 

チャイボラの代表理事大山さまにお話を伺いました。

 

 日本には、社会的養護施設で暮らす子どもは3万5千人ほどいます。

 
社会的養護施設で生活をしている子どもたちの多くが、様々な形の虐待や不適切な生育環境で育ってきています。
大人を信用できなくなっている子どもたち、不安をいだき、夜眠れなくなる子どもたち、学校での不適応行動を起こす子どもたちもいます。
 
そんな子どもたちの過去を理解し、今を一緒に過ごし、これからの未来を共に創造することが、社会的養護施設職員の仕事です。
 
しかし、現在、施設職員は不足しています。
チャイボラは、職員の確保と定着、それぞれの観点から施設をサポートする活動を展開しています。
 
 
 
 
そのような課題を知るきっかけは何だったのでしょうか?
 
以前勤めていた(株)ベネッセコーポレーションにて、リニューアルする度に教材が廃棄されていることを知り、児童養護施設で働いていた知人に問い合わせしました。
寄付なので当然喜ばれるだろうと思っていましたが、返ってきたのは「ほしいのは物じゃなくて人」という言葉でした。
 
職員が足りないのであれば私がなろうと思い、保育士の専門学校に入学しましたが、その中で社会的養護に関心があっても施設の情報を得ることができず就職にいたらない学生たちの現状を知りました。
 
社会的養護の施設の情報は他の子ども領域の仕事に比べて極端に情報が少なく、ホームページやSNSでの発信がない施設も多いです
 
そこで、関心がある人と施設を繋げるチャイボラの活動が始まりました。
 
 
チャボナビのHP写真
 
 
現在は、以下のような活動を行っています。
・施設と人を繋げるプラットフォーム「チャボナビ」チャボナビの公式HP
・就職の検討のために施設を深く知ることができる施設見学会
・現役職員が悩みや不安を相談できる無料オンライン相談窓口
・職員が気軽に知識やスキルを向上させられるオンライン研修会
 
 
施設見学の様子
 
 
―モラタメ会員にメッセージをお願いします。
 
児童養護施設などの課題は、自分とは縁遠い話だと思われるかもしれません。
 
しかし、病気や不幸などにより子どもを育てられなくなる可能性はゼロではありませんし、自分の職場や子どものクラスメイトなどにも施設出身の人がいるかもしれません。
偏見を持たず、理解があるだけで、当事者や自分自身も助かることがあるかもしれません。
 
チャイボラでは、どなたでも気軽に参加できるオンライン学習会やSNSでの情報発信なども行っています。
ぜひ、これをきっかけに関わって、応援していただけたら幸いです。
 
チャイボラの活動について詳しく知りたい方は、こちら
 
チャイボラへの応援は、こちら