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モラタメSDGsプロジェクト

ポッケ

寄付対象期間 (2023/10/2~2023/12/31)

「mamaro™」とは?  

 

「mamaro™」は、Trim株式会社が開発・販売を手がける設置型ベビーケアルームです。
 
「お出かけ先で授乳室がなくて困った」「男性は授乳室に入れない」など、子育て世代がお出かけをするときには悩みや不安がたくさんあります。そんな悩みを解決し、『子育てを楽しめる社会』を実現するために生まれたのがmamaroです。
 
 
 
畳1畳ほどのスペースに設置可能な可動式の完全個室で、授乳だけでなく、おむつ交換や離乳食、寝かしつけや着替えなど、どなたでも幅広い赤ちゃんケアにご利用いただけます。
 
個室型で施錠ができるため、設置場所の選択肢も多く性別問わず利用ができることから、D&IやSDGsの取り組みの一環として設置いただくケースも増加しています。
 

 

Trim代表取締役社長の長谷川様にお話を伺いました。

 

  もともと授乳室やおむつ交換台の検索地図アプリを開発・運営していました。授乳室やおむつ交換台がある場所をユーザーが投稿できるアプリなのですが、スポット件数は1万8000施設ほどで伸び悩みました。

 
授乳室やおむつ交換台がある場所を知れたとしても、問題はその場所が少ないことだと気づきました。 「アプリでは情報の提供にとどまってしまっている」と限界を感じ、本質的な問題を解決したいと思い、mamaroの開発に至りました。
 
「ないなら作ってしまおう」とアイディアを練るところから始めたものの、当時の社員4人ともソフトウェアを作った経験はありましたが、ハードを作るのは『ド素人』でした。資金的な余裕もなく、開発のために新しく人を雇うこともできなかったので、1つずつ試行錯誤しながら、設計、強度など手探りでの開発でした。
 
 
 
 
―主な実績を教えてください
 
mamaroは発売以降、ずっと右肩上がりで拡大してきました。 コロナ禍により一時期導入が停滞しましたが、需要も回復し2023年3月に導入実績が500台を突破しました。
 
導入施設は商業施設が一番多く全体の約3割、次いで自治体が管轄する施設(役所の庁舎、支援センター、体育館など)が約2割となっています。
 
最近では外出需要の回復もあり、水族館や動物園などのアミューズメント施設や鉄道駅・空港などの交通事業者の導入が増加しています。
 
「困った時に近くにあって助かった」「鍵付きで個室だから安心できる」「男性も使えるので便利」など利用者アンケートでも非常に高い評価を頂いており、利用回数も右肩上がりで上昇中です。
 

 
 
今回のモラタメSDGsプロジェクトのように、事業や製品に共感して支援してくださる企業、法人、団体の皆さまが増え、mamaroの拡大に繋がっていて大変感謝しています。
 
また、mamaroの普及が進むにつれ、イベントを中心とした屋外/半屋外で同様のサービスを求める声が増えてきました。小さなお子さまを連れて外出する方々の要望に応えるため、現在「屋外用mamaro(仮称)」を新たに開発しています。今後の製品化をご期待ください。
 
 
―モラタメ会員にメッセージをお願いします。
 
子育てに関する課題は子どもの成長とともに、次から次へと降ってきますので、その時感じた疑問や違和感に声をあげることもなく解決されないまま過ぎ去ってしまうことも多いと思います。 当社だけの力ではより良い子育て環境を創ることは叶いません。
 
子育てを楽しめるために、課題をひとつずつクリアしたいと思っているので、子育てで感じた事はぜひ、どんな小さなことでも声を上げて伝えてほしいです。
 
 
Trim株式会社について詳しく知りたい方は、こちら
 
設置型ベビーケアルーム「mamaro」紹介動画(YouTube)はこちら