「チャリティーサンタ」について
「あなたも誰かのサンタクロース」を合言葉に、2008年から活動を始めた日本発祥の団体です。
サンタに扮したボランティアが、小さなお子様がいる家庭にプレゼントと思い出を届ける「サンタ活動」を全国30都道府県で行っています。子どもたち一人ひとりへ「今年頑張ったこと、できるようになったこと」を褒めて、いつもキミを見守っているよというメッセージを届けています。
チャリティーサンタの清輔様にお話を伺いました。
6歳の頃にサンタさんが自分に会いに来てくれた思い出を忘れられず「今度は自分が届ける番だ」と思った男性(現代表理事)と、世界一周旅行中に出会った途上国の子どものために「日本で彼らのために何かをしたい」と心に決めた女性。そんなふたりが偶然出会い、「世界中の子どもたちを笑顔に」という想いが重なってチャリティーサンタの活動が誕生しました。
―サンタさん、というとクリスマス・12月のイメージが強いのですが、活動は冬にしているのでしょうか。
たしかに、これまではクリスマス時期をメインに活動してきました。しかし最近は「子どもの誕生日」をテーマに通年で困窮家庭の支援にも注力しています。
子育て家庭に関する調査を行うと、家族で大切にしている行事はクリスマスが2位(75.0%)に対し、1位は子どもの誕生日(86.9%)という結果になりました。
実際にほとんどの一般的な家庭では、毎年子どもの誕生日をお祝いしています。しかし、様々な困難な状況にある家庭においては、そのお祝いをする余裕がなく、親は準備への不安やしんどさを感じています。
そこで私たちは、誕生日の準備の中で優先度が最も高い”誕生日ケーキ”を支援することとし、2022年に新プロジェクト「シェアケーキ」をスタートしました。ケーキ代金の寄付を募り、困窮家庭には無償で誕生日のホールケーキを届ける取組です。
―モラタメ会員にメッセージをお願いします。
チャリティーサンタでは、子どもとその家族にとてもニーズが高い「クリスマス」や「子どもの誕生日」を題材としています。そして同時に、一人ひとりに寄り添うことを大切にしています。
また、ボランティアも全国で募集し、ご寄付も誕生日やクリスマスなどを指定して寄付が可能です。様々な形で活動へ関わることができますので、ぜひ一度Webサイトをご覧くださいね。
チャリティーサンタの活動について詳しく知りたい方は、こちら